介護職のアルバイトとパートの違い
介護職の求人には、正社員のほかにもアルバイトやパートなど、いくつか雇用形態があります。これらの雇用形態は、それぞれメリットやデメリットがあり、働き方などが少しずつ異なります。例えば、アルバイトは自分の趣味やプライベートと両立しやすいのがメリットです。時給制で働くアルバイトの介護士は残業なども少ないことが多く、職場によってはほぼ定時に帰宅できるケースもあるかもしれません。正社員のように施設の管理的な仕事を任されるケースが少ないことから、仕事の負担がいくぶん軽いのもメリットと言えるでしょう。
アルバイトの介護職のデメリットは、正社員に比べて給与が安いことです。アルバイトの場合、ボーナスや手当などがつかないことが多いため、正社員ほど年収が上がりません。パートも、メリットやデメリットはアルバイトと似ています。収入は少なくなるものの、柔軟な働き方ができるのがパートの最大の特徴です。配偶者の扶養に入りながら働きたい人が、あえてこのようなパートを選ぶというケースもよく見られます。また、勤務時間の長さについても、アルバイトとパートで違いが出やすいと言われています。アルバイトの場合は、1日7時間以上のフルタイムのスタイルで働くケースも少なくありません。一方、パートは1日3時間前後の短い時間からパートタイムで勤務ができます。都合のよい時間に働けるパートの介護職は、育児と仕事を両立したい主婦からも人気がある仕事の1つです。ちなみに、介護現場におけるアルバイト・パートの仕事内容の違いがないのが一般的です。